平成28-29年度 研究委員会

 

平成28-29年度期 東北ブロック研究委員

任期;平成28年4月23日〜平成30年4月21日

 

     青森県   時本  英知 (青森中央短期大学)

     岩手県   竹之下 典祥 (盛岡大学) 

     秋田県   瀬尾  知子 (秋田大学)

     宮城県   大迫  章史 (仙台白百合女子大学)

     宮城県   石森 真由子 (聖和学園短期大学)

     宮城県  ◎三浦  主博 (東北生活文化大学短期大学部)

     山形県   福田  真一 (東北文教大学)

     福島県   細川   梢 (郡山健康科学専門学校)  

                       ◎印は研究委員長

     協力委員  利根川 智子 (東北福祉大学)

      〃    日野 さくら (東北福祉大学)

 (  )内の所属は平成28年4月23日時点

 

◇平成29年度 東北ブロック共同研究テーマ

 

施設実習指導の実際に関する調査研究(2)

~施設種別にあわせた実習事前・事後指導の提案~

 

○研究の概要

 全国保育士養成協議会東北ブロックにおいては、ブロック内各県の代表で構成される「研究委員会」を平成21年度に組織し、継続して保育者養成に関わる調査・研究を行ってきた。

平成25年度ブロック研究において、保育実習の指導・教育に役立つミニマム・スタンダードとして、「保育実習指導のガイドライン(東北ブロック版)」)を策定し、東北ブロックホームページを利用して共有を開始した。その後も、このガイドラインの充実・改訂をブロック研究の中心的課題として位置づけ、東北ブロック内の養成校の実習指導の実態調査や実習に必要な書類(実習評価票など)の様式および記載内容についての標準的な内容の作成・例示を行ってきた。

 昨年(平成28年)度は、今まで検討が十分でなかった施設実習に焦点を当て、実習およびその事前・事後指導について、①東北ブロックの保育士養成校を対象とした施設実習(保育実習Ⅰ・Ⅲ)および実習指導(保育実習指導Ⅰ・Ⅲ)の実態調査、②保育実習を依頼している施設を対象に養成校や実習生に求めることのヒアリング、③「実習指導ガイドライン(東北ブロック版)」の改訂(ver.Ⅲ.1)を実施してきた。しかし、②及び③については、まだ課題が残っている。

 そこで、平成29年度は、昨年度からの研究課題について継続して検討を行うことにする。具体的には、以下の3点を実施する。

 ①保育実習を依頼している施設(児童養護施設・障害児入所施設等)にヒアリングを行い、養成校や実習生に求めることを聴取し(昨年度からの継続)、その内容について、分析検討を行う。

 ②東北ブロックの保育士養成校から、施設実習を中心に実習事前・事後指導に関する実践例(グッド・プラクティス)を収集する。

 ③「実習指導ガイドライン(東北ブロック版)」に施設実習指導に関する事項を加筆・修正し、改訂を行う(Ver.Ⅳ)。

 なお、本研究(特に上記の①)の実施に当たっては、「一般社団法人全国保育士養成協議会研究の倫理に関する規程」、ならびに研究代表者の所属機関である「東北生活文化大学・東北生活文化大学短期大学部研究倫理規程」等に従い、適切な対策を行なうとともに、研究代表者所属大学の研究倫理委員会の審査を受け、承認を得たうえで実施する。

 

 ⇒ 平成29年度 ブロック共同研究報告(平成30年4月) 東北ブロック総会

 

 

◇平成28年度 東北ブロック共同研究テーマ

 

施設実習指導の実際に関する調査研究

 

○研究の概要

 全国保育士養成協議会東北ブロックにおいては、ブロック内各県の代表で構成される「研究委員会」を平成21年度に組織し、継続して保育者養成に関わる調査・研究を行ってきた。平成25年度のブロック研究においては、それまでの研究を基に、保育実習の指導・教育に役立つミニマム・スタンダードとして、「保育実習指導Ⅰ」についての「保育実習指導のガイドライン(東北版)」を策定し、東北ブロックホームページを利用して共有を開始した。

 続く平成26~27年度のブロック研究においては、①実習訪問指導および実習事後指導に焦点をあてた実態調査、②質の高い実習指導を目指すための資料として、各校の実践例(グッドプラクティス)の収集、③実習に必要な書類(実習訪問指導の記録、実習生調書、実習評価票、出勤簿、日誌、指導計画等)の様式および記載内容についての実態調査とそれに基づく標準的な内容の作成・例示を行い、「保育実習指導のガイドライン」に記載する項目や内容を充実させながら、改訂を重ねてきた。

 平成28年度は、これまでの研究成果を基にしながら、今まで検討が十分でなかった施設実習に焦点を当て、実習およびその事前事後指導について検討を行う。具体的には、以下の3点を実施する。

 ①東北ブロックの保育士養成校を対象に、施設実習(保育実習Ⅰ・Ⅲ)および実習指導(保育実習指導Ⅰ・Ⅲ)の実態調査を行う。

 ②保育実習を依頼している施設10か所程度にヒアリングを行い、養成校や実習生に求め ることを聴取する。

 ③これまでに作成してきた「実習指導ガイドライン(東北ブロック版)」を補完する形で、「施設実習指導に関するガイドライン」を作成・追加する。

 

 ⇒ 平成28年度 ブロック共同研究報告(平成29年4月)東北ブロック総会